日本のソーシャルメディアマーケティングの課題
以下の記事でこのような言及がされていました。
、「日本だけですよ、匿名なの」ってのが忘れられない。
» ad:tech SanFrancisco,Feedback会|マーケター+ジャズ・シンガー
私自身、いくつかのソーシャルメディアの提供やソーシャルメディアマーケティングに携わる中で、海外に比べての日本の独自性は3つあると思っています(肌感覚的なもの)。
1.一極集中型
アメリカなどではニッチなSNSがかなり数多くあります。対して日本でPCベースの純粋型SNSだと、mixiが圧倒的で他はそこまで大きくありません。他のソーシャルメディアでも似た傾向にあります。
これは日本の表現でいう「付和雷同」というような「他者がこのサービスを使っているから自分も使う」というようなモチベーションが大きいのかな?と感じております。
対して海外では人と違うサービスを利用することが独自性を発揮することであり、ソーシャルメディアの裾のが広いのかしら?と感じています。ただこれらは明確な論拠に裏付けられたものではありません。
2.利用者数の母数
日本でSNSの利用者数は2000万人弱でしょうか(ユニークでみて登録している数だけでいうと)。その中でもアクティブユーザはさらに少ないでしょう。
そこで思うのは、日本ではソーシャルメディアを利用する母数は、思っているよりも低いのではないのだろうか、という点です。今までは「アメリカなどに比べて2年ほど遅いトレンドだから、しばらく経てば十分な母数がポテンシャルとして存在する」と思っていましたが、しかし思っているよりも「そもそも使う」という人が少ないような印象を受けています。
ただブログのユーザ数や投稿数では世界レベルなので、その点の判断は難しいのですが、しかし、一連の動きをみていると、このような思いをうっすら感じています。
3.匿名性
上記の記事でもあげられていた匿名性。ビジネスSNSの普及が進まない一因もここにあると感じています(そもそも転職ニーズは少ないからという理由も大きいでしょうが)。2chの台頭やmixiやグリー、モバゲーなどの匿名性の重視、ないし、自分の別ペルソナとしてのアバターの活用などを感じると、日本は匿名が好きなのだ、とかんじています。
もちろんこの匿名をどう定義するかにもよりますが「いわゆる本名」と「個人を特定できる情報の公開(職場や所属など)」あたりがラインになるかと思いますが、前者はともかく後者においてもニーズは弱いのだろうと感じております。
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